カス鳥のブログ

日記とオモシロ記事を書いています。

初めて赤ちゃんを抱いた夜

こんにちは。カストリです。

 

今日は小学生からの友人が地元に帰ってきて久々に会いました。お嫁さんと赤ちゃんも一緒です。初めて友人の子供に会うという事で心臓バクバク、結構真面目に徒競走ぐらいの緊張感がありました。覚悟を決めいざ!

と、その前にご飯に行った話も少しさせて頂こう。

当時の幼馴染とも言えるメンツ+お嫁さんとご飯にも行きました。久々に会う友人、そしてお嫁さん、なんだか大人になったんだなと深く実感させられると共に、どこか寂しいような気もしていました。当たり前ですが、違う道、違う選択をしてきたそれぞれ。毎日のように会っていた友人が、こうして年に2回会えるか会えないかということへの変化に今だに適応できていない自分。いつもより卑屈になっている自分が馬鹿馬鹿しくそして非常に虚しくありました。

しかし、夫婦として家族として帰ってきた友人は皆、変わっていなくでも確かに変わっていて、より暖かく、安心しました。

夫婦の些細なやりとりに、お互いに良き時間を過ごしたんだろうなと伺える瞬間が垣間見え。嘘がなく、どんなことでも話し合い言い合えるそんな関係性があまりにも素敵で、この瞬間を噛み締めることに必死であまり話すことさへできませんでした。

最近は漠然とした疎外感に苛まやされ、自分が世界から遠ざかっているような気がしていました。拒まれたから「じゃあいいよ」と世界に不貞腐れているようなそんな感覚。でもこうして友人夫婦と会う事で、まだここにいても良いのだと繋ぎ止められてような気がしました。確かに居場所を用意してくれた友人たちには感謝しかありません。そして、この恩を忘れず、僕も誰かに居場所を用意できるような人間になれるよう精一杯生きてみようとも思いました。

僕の好きな漫画に「おやすみプンプン」という素敵な漫画がありその中のセリフに

「人からもらった優しさはゆっくり返していけばいい」というものがあります。僕はいつももらってばかりで嫌になりますが、ゆっくりでも返していけたらなと。そして与えられる人間になっていきたいなとも思います。

話が脱線しまくって、自分語り甚だしいですがお許しください。

そして、ご飯の後ついに赤ちゃんに会うことに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛い

手をちょこちょこと動かして、指を咥えてみたり、目をパチパチとさせてみたり。そして友人夫婦の遺伝子を完全に受け継いでいる顔立ちに神秘を感じてみたり。

友人の実家で集まっていたのですが、友人僕含め4人とお嫁さん、そして友人のお母さんお姉さんお父さん、はなちゃん(可愛いトイプードル)が赤ちゃんを見つめているこの空間、その視線が、愛で満ち満ちていて。この世に愛はありましたと叫びたい一心でした。

エーリッヒフロムの「愛するということ」という本で書いてあった、愛とは意識的に相手を尊重しその際に生成されるもの、まさにそこに愛がありました。そして僕の中にも愛が存在していたことに少し自信が持てました。

いよいよ抱っこさせてもらうことに。緊張マックスでしたが、意外とすんなり。昔から子供に泣かれる記憶があったのですが、そんなことはなく「悪くないぞ」と赤ちゃんが言っているっようで、使える喜び、従者の喜びを理解できたような気がしました。

まぁとにかく最高で、可愛いってことです。

そして、もしかしたら読んでいるかもしれない友人夫婦に。

素敵な時間をありがとう。そして、いつまでも家族で素敵な日々を重ねっていってください。愛で満ちた日々でありますよに心からお祈りしております。

『ありがとう』