カストリのブログ

〜無期モラトリアム〜 ご興味あれば

あいみよん

こんにちは。カストリです。

 

あいみょん大好きだーーーーーー!!!

 


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マリーゴールドのMV

4分32秒のお尻がプリティーなとこが好きだーーーー!!!

そのセンチメンタルな前髪が好きだーーーー!!!

ちょっと前髪が内側に跳ねているのも好きだし、離れた感じの目も好き。

唇がぷっくりしているのも好きだし、唇の左上のほくろも好き。

おしゃれだし、美味しいご飯屋さんも知っていそうだし、一緒にソファがベロアで、机がいい感じに艶が出た木製のシャンデリアが吊るされていて、オーナーが気さくな喫茶店に行くんだ。そこで僕はカッコつけて、知らない名前のコーヒー頼むし、あいみょんは決まってメロンクリームソーダを頼むんだよね。最初にさくらんぼを食べるし、きっとタネはナプキンの上じゃくて、お皿の上に出すんだよね。それを見ていた僕の視線に気づいてちょっと気まずそうな顔をするよね。あと、やっぱりいつもメロンクリームソーダが多いから僕によこすんだ、最後の辺のクリームと混ざった、優しい色合いになった緑の液体、僕はいつも飲み干してお会計をするんだ。

そのあとは、バッティングセンターに行くよね。二人とも野球なんてしたことないし、全然当たらないけど、いいんだ。あいみょんといれば何をしていても楽しいから。空振りするたびにこっちに振り向いて笑いあったんだ。30球があっという間で、電子板に映る男の腕が壊れるまで投げていて欲しいと思っていたのは内緒だよ。

日が沈んできたね。帰り道に河川敷を歩いていたら、どこからともなくサイレンが聞こえたんだよね。5時か、今日もあっという間でちょっと寂しくなったのも内緒。なんでだろうね、何時も一緒にいるのに、夕方だけはなんだか寂しくなるんだ。隣には何時もいてくれるのに。そんなことを考えていると、あいみょんは手を握ってくれたね。僕の気持ちなんてお見通しで、いつもそんな時に言って欲しいことを言ってくる。

「今日の晩御飯はさ!ピザにしようよ!」

そうだ、君はいつも僕の欲しい言葉をわかる魔法が使えるんだ。あぁ、どこまでも分かりあっていたい。何も話さなくても、何もしていなくても、お互いのことをわかり合っていたい。真の芯までなにもかも。

二人には狭い1Kのアパートに帰ると、靴を投げ捨ててソファに倒れ込んだよね。意外と今日は歩いたから少し疲れたみたい。やっぱり今日はピザにしよう。

テレビをつけると、6時のニューズ番組をしていたね。さっき通った河川敷の川のゆかりの特集をしていて、興味なさげにみていたのを覚えているよ。興味あることとないことがはっきりしていて、わかりやすとこもなんだか好きなんだ。

「サイズはどうする?」

「どうせなら、一番大きいのにしようよ!」

君は向こう見ずだ。絶対に食べきれない、でもこれが思い出になるのであれば僕は迷わないよ。XLサイズのピザは僕達の記憶で何時までも食べ残されるんだ、そんなの最高じゃないか。

案の定余ったピザを傍に船を漕ぎ出したね、今日はいっぱい遊んだからもう眠たくなったかな。ベッドまで行くの面倒くさいから僕もソファで寝てしまおう。確か押し入れにブランケットがあったはずだ。そうそうこれも、数年前に一緒に旅行した時に寒いからって適当に買ったものだったね。こんなところで役に立つなんてね。

ブランケットをかけて僕はベランダに出たんだ。上手に今日の1日を締め括るためにタバコを一本吸っていたんだ。そしたら、君もベランダにブランケットに包まれたまま来たよね。眠たそうな顔を今でも覚えているよ。

「ずるいや、私も一本すっちゃお」

普段は吸わないけど、このベランダだけは別だよね。ちょっと甘ったるいタバコの匂いをよく覚えているよ。こんなに楽しそうにタバコを吸っている人を僕は知らない。君だけだ。

「明日もよろしく」

「もち」

今日はソファで眠ってしまおう。

『キモすぎて草』