こんにちは。カストリです。
部屋に音楽を流す。
久しぶりにこんな事をしてみました。
誰かが、
「新しい部屋には音楽を流して、新しい住人を知らせるんだよ」
と言った事を良く覚えている。
なかなか素敵な考え方だなと思った。スピリチュアル的なことはあまり信用していないが、あまりにも当たり前のことかのように言い放ったので、妙に納得した。
見えないものは確かにある。音楽だって見えないし、風とか、空気も見えない、でも確かにある。そんなことのように捉えているのかも知れないなと思った。
そう考えると、部屋を音楽で満たすってのは悪くないように思えた。いざ、今やってみてはいるがなかなか。普段はヘッドホンで聴いているが、それもなんだか煩わしく思えてきたからちょうど良い。心なしか部屋もご機嫌な気がしてきて、肩も揺れる、小さい部屋で観客一人だが、いい箱な気がしてきた。
これなら毎日通ってもいいかも知れない。
ワンドリンク制、ドリンクは水道水、悪くないね。
人のセリフって僕は良く覚えている方だと思う。
あの人が、あいつが、あの子が、こう言った、これが頭の中でしっかりと保管される。人を思い出すときは、顔と、その人がセリフを放った瞬間が映像として浮かび上がる、結構鮮明。それが、全部その人らしいもので面白さはある。
頭の中にいろんな人が住んでいるみたいで、部屋には一人だけど、頭の中のアパートは埋まってる。そんな、ちょっとお得な僕でした。
『愉快愉快』