こんにちは。カストリです。
映画「悪人」
みたことあるでしょか?僕は高校生の時に観てなんとなく印象に残っています。観終わった後の後ろ髪を引かれるような感覚は、子供ながら感じました。
噛めば噛むほど苦味が出るゴーヤ映画、そして何度も味わえるスルメ映画なのですが、久々になぜか思い出したので記憶を残しておこうと思った訳です。
この映画の言いたいこと、ズバリ
悪人とは誰なのか
これまた、僕はズバリ言いたいと思います。
悪人はいない気がする
ズバリなのに、気がするとか言ってすいません。でも、気がするんです。
皆さんの周りに悪人と思わしき人っていますか?僕はいないんです。
嫌いな人や、苦手な人、一緒にいたくない人なんかは勿論います。ですが、悪人と呼べる人はそういないのではないでしょうか。
悪人とは何かになりますが、僕の中では根本的に、生まれた時から悪意をもとに行動している人ですかね。多分そんな人いないと思うのです。
漫画や映画で描かれる、分かりやすい悪代官はこの世には存在しないのではないでしょうか。だからこそ、少し悪い事をした芸能人なんかに攻撃が集中するのでしょう。悪代官がいないから、この心に常に抱いている怒り、不満を吐き出せないでいる。溜まった水が穴が空いたら吹き出すように、悪を見つけると溢れ出すのです。
溜まっているってことは悪人がいないことの証明でもあるともうのです。
全ての人に情状酌量の余地がある。そんな気がしてならないのです。
確かに恨みを持たれるような人もいる。しかし、それは結果であり、生まれながらそうしたい訳ではなかったはずです。本当にたまたま、何かの影響を受けて、考え方が生まれ、行動して、また誰かに出会い、そうなったのかもしれません。全て外的要因による結果だとしたら、悪人なんて存在しないはずです。
怒りも尤も、それも当然。僕だって怒りっぽい方だし、誰かを責め立てることもある。でもそれは本当に偶然、その人と自身が合わないかったりするってだけの話。全て偶然の悪い巡り合わせだとしたら、もう少し人を許せる気がするのです。もう少しだけ、優しくなることができる気がするのです。まずはそこから、初めていけたらいいなと思います。
『お主も悪よのう』