こんにちは。カストリです。
行ってきました!!!
奇界、世界 展
非常に面白かったです!!!
色々な世界の「境界」に赴いて写真を撮る。世界の端っこに行って生物的、考古学的、民俗学的、思考をもとにさまざまな写真を撮られていました。
この展示に行くだけで、世界旅行してきてような、それもニッチな世界を見てきたような感覚に陥りました。しかし、素敵な考え方に出会いこんな風にも考えることができるよになりました。
最初の展示について説明の部分にあったフレーズです。
「世界の端っこまで写真を撮ってきました。私たちから見れば非常に奇妙なものですが、現地の方達からしたらこれが普通のことなのです。世界の境界を旅して来て気付いたことは実は端がないこと」
多分、てか、だいぶ違うと思います。でも、このような事をおっしゃられていました。
いい!めっちゃいい!
当たり前なのですが、そうなんです。自分たちからしたら、獣の血を飲み干すことは奇妙に写りますが、現地の方達からしたら、生き抜く為の当たり前のことなのです。
これって何も世界に限った話ではないなと思ったのです。友達や、恋人でもそうだなと思いました。
自分から見たらちょっと変わっているなとか思いますが、当人からした全くそんなことはない。逆に自分の方が変わっているなと、思われることだってあるはず。でも、それでいいんでしょう。
そうなってきたのには、その人の生い立ちや、考え方、経験がある、歴史がある。そこを奇妙だという一言で片付けるのはもったいない気がします。背景を考えることで、その人がより魅力的に見えてくるのではないでしょうか。
自分が孤独で、誰からも理解されないんじゃないかと思う時もありますが、それは端っこにいるからではなく、自分自身が端っこだと思っているだけ。他の人からしたら、全く端っこではないかもしれません。この世に端っこなんて存在しない、そんな優しい結論にも至りました。
この作品を通して感じたことは、優しさ。どこまでも世界は繋がっているという安心感みたいなものを感じました。
素敵な作品をありがとうございます!皆さんも是非!
『最高』