「相談なんだけど、ねぇ、聞いてくれる?」
「濡れたままの髪で眠りたい」
「眠いかもしれいないけど聞いてよ〜お願い!」
「言えなかった言葉するりと言えそうで」
「そうそうなんだ。山口くんなら話せるかと思って」
「アイデンティティーがなあああい」
「そんなことないよ!山口くんはすごく聞き上手だよ!」
「忘れらーれなーいの」
「はは!そんなに嬉しかった?素直だね」
「小学生みたいに」
「そうそう、はは!やっぱ山口くん面白いね。実はさ…」
「三日月を親指で隠した」
「えっ!なに!急に!?」
「僕の目一つあげましょう、だからあなたの目をください」
「えっ!それってもしかして…」
「描くよ君の歌を」
「えっ!あ、あ、嬉しいけど…ごめん山口くんとは友達と言うか、恋人にはなれないかな…。ごめんね」
「ショック!ショック!ショッショック!!!!」
「ごめん。またね!友達としてこれからもよろしく!じゃ!」
「哀れな僕は」
「さよならはエモーション!!!」
『本当にサカナクション大好きなので誤解しないでくださいね』