こんにちは。カス鳥です。
帰ってきました!!!
感想!!!
あと、同じように自転車で旅しようとしている方に向けて、タメになることもちらほら書いていきます。
□ルート
こちらです。
大体九州の外周を走ったような感じです。全部Googleマップの徒歩検索で調べたルートになります。たまーに変な道を進められますが、まぁ基本的には徒歩検索で大丈夫かと思います。
1日平均して80キロほど走り、約2週間。
朝は大体7時ぐらいから走り始め、宿には16時ぐらいに着くようなペース配分です。時速換算すると10キロ、かなりゆっくりなペースですがなんとかなります。ちょっと観光や、休憩を多めにとってこのような感じになります。
ロードバイクのような速い自転車で回ろうと思えばもっと短くいけるのではないでしょうか。
僕の自転車は荷物をいっぱい積めるようなもので、スピードを出すような自転車ではありませんでしたが、それでもこのぐらいで回れちゃいます。想像よりもハードルは低いかと思いました。
因みにこの自転車です。
どうしても坂は出てくるのですが、おそらくこのルートが一番坂は少なめの道かと思います。街から街に向かい走るので、その度に一つは山を超えないといけないように日本は作られています。そこは諦めて登るしかないみたいです。
あとは基本的に、国道沿いを進めばなんとかなります。それに国道は道が広いので車の心配をしなくて済みます。ゆっくりのペースなら歩道を走るのもありです。僕は歩道をゆっくりのペースで走っていました。車に気を使いながら走るより全然いいですよ。
□持ち物
これを僕は失敗しました。
結論から言いますと
なるべく減らせ!
です。
僕が持っていったものを箇条書きにするとこんな感じ
- パンクした時よう道具
- 工具
- 水筒
- 着替え
- パソコン
- コード類
- モバイルバッテリー
- 洗面道具
- タオル
- 自転車鍵
- カメラ
- 救急セット
この中でもいらなかったのがパソコン。ブログ書く時にいるかなとか思いましたが、疲れて使いません。この「いるかな?」は、基本いらないです。
着替えとかも少し多めに持っていきましたが邪魔にしかなりませんでした。2セットあれば十分。とにかく身軽にする方が最優先。ギリギリでカッ詰めてちょうどいいです。本当に最低限、これで十分、てかこれがいい。
あと、なるべく背負わないように工夫した方がいいですね。自転車に荷物を持たせるように。リュックを一つ背負っていましたが、長時間走るとやはり肩に負担がかかります。これがかなりきついので、なるべく自分は身軽な状態でいましょう。
お金は10万円あればなんとかなりました。現金で持っていると何かと便利です。観光地とか田舎にも行くので、現金のほうがまだまだ融通が効きます。あとスマホの充電が切れた時とかどうしようも無くなったりするので、現金がおすすめ。でも、管理はしっかり!
□宿
これが結構気になっている人多いんではないでしょうか?
僕は前日にまずどこまで行くかをなんとなく決めて、その近くの宿に目掛けて走るようにしていました。
bookingを僕は使っていました。
大体3000円から4000円ぐらいの宿でやりくりしていました。あと、快活クラブは最強です。12時間パックのフルフラットのシートで2970円。快活クラブが近くにあればぜひ利用しましょう。そんなの嫌だ!1人の部屋がいい!って方は予算を5000円ぐらいまであげないとなかなか厳しいかもしれません。基本的にはドミトリーのような共用の部屋などになります。
しかし、疲れた時などはちょっといい宿に泊まってリフレッシュするってのもかなり大事です。1人できままにゆっくりする時間って思ったよりも大事で、体力も、精神力も回復します。いずれにせよ長期戦なんで、自分の体と心に目を向けて調整するってのは必須です。宿はそういった点から、ケチケチしない方がいいかと思います。全然平気よ!って方はちょーお得ってだけです。
○やりたいことってあんまりない
こっからは僕個人の感想を書いていきます。
周っていて思ったのは、やりたいことってそんなにないんだなってことです。
観光地に行ったら例えば僕は、お城を見て、名産品を食べて、美術館に行って、ぐらいのものです。どこでも同じです。それに、それにめちゃくちゃっ興味があるかって聞かれたら、そうでもないです。なんとなく観光ってこんな感じかってだけです。
結局面白いものとか、興味があるものって、提示されているものではないんだなってことなんです。これ、面白いでしょ!みていってよ!は、均された平均的には面白さで、なんとなく見るかぐらいなんです。ただこなす、消費するだけの面白さとでもいいましょうか。もちろんそれが悪いわけでは決してないんです。自分がどれだけ能動的に面白がれるかなんです。
こんなことやってみたいな、こんなの見てみたいな、というふうに自分から湧き出てくるものを捉えてようやく、面白さが現れてくる、興味がでてくる。つまり、つまんねーって感じるのは、自分がつまんねーからなんですね。どこにいってもこれは変わらない、だって自分のことなんだから。じゃあやれることは一つで、やりたいなと思ったことをただやればいい、そんだけのことなんだなと思いました。
○人と話をするのって体力がいるんだな
僕は人関わりある事が苦手ではありますが、きっと何よりも大切な事だとも思っています。人と人の関係の中でしか人間は存在しないと思っています。
しかし、この旅で痛烈に感じたのは、人と話すのってかなり体力いるし疲れるなぁってことです。
ドミトリーなどの宿になると必然的に見ず知らずの人と話をしたり、挨拶したりって事が起きます。これが自転車を漕いで疲れている状態でおこると、まぁまぁしんどいなと思うわけです。どうでもいいと言いますか、ちょっとひとりにさせてくれって感じです。
人とちゃんと関わり合いたいと思うのなら、体力がある時でないと僕はどうやらダメみたいです。これは、申し訳ないんですが事実で、努力でどうにかなるようなことでもないなと感じました。人と関わる時には体から調整する必要が僕にはあるし、話していると体力が減っていくというのは変えられないことです。
聞いた話なんですが、人との関わりでコインの話ってのがあります。
ある人は朝に数枚のコインを持っています。人と話をするときそのコインを相手にあげます。コインがなくなるとその人は話せなくなります。
ある人は朝にコインをまず持っていません。人と話す時にその相手からコインをもらう事ができます。
と、いう話です。根本的にそういう人がいるんです。人と関わるのに限りがある人と、限りなくむしろ人と関わりあう事で生きられる人。僕はあきらかに前者です。限りあるコインで僕はやってくしかないのです。
人を大事にしたいなと思えば、自分の体調、体力にも気にかけて、コインの配分を間違えないように器用に使っていくしかない。そのバランスを考える事が僕の課題なんでしょう。
○帰りたいということ
正直、霧島のあたりでもう、かえりてぇーーーーー!!!!!!
って思ってました。
もちろん気ままに旅しているのは楽しいのですが、それでも帰りたさのほうが超えてくるのです。そして、宮崎や大分のあたりになってくるともう、帰りたさのピーク!なんなら、帰れる嬉しさのようなものまでてきます。こうなってくると、自然と足もよく動くようになってきて1日150キロとか走った日もありました。帰りたいという気持ちの力恐るべしです。
ネガティヴなことのように見えますが、実はそうは感じていなくて。十分に楽しんで、もう満足したから帰りたいのです。
それに、帰りたい場所があるってのが僕はめちゃくちゃすごいことだなとこの旅を通して感じました。帰りたいってだけでこんだけパワーが出るんです。帰る場所の吸引力って物凄いのです。変える事ができるってのは恵まれていることなんです。皆さんには帰る場所はありますか?今思いついたとこは大事にするべきですよ!
そして、自分自身が帰る場所にもなれるように日々行きたいなと思いましたね。
帰りたいって思えるのはめちゃいい事です。レッツ帰宅!さっさと帰りましょう!!!
○写真
旅の様子を貼っていきます!
『それではまた!』