こんにちは。カストリです。
中学生の頃にカッコつけてニーチェの哲学を買いました。哲学ってだけでなんかインテリな感じだし、分厚い本を読むのがかっこいいと本当に思っていました。ニーチェの言葉を借りれば『とても無意味なこと』、確かにそうでしょう、中学生とは何時の世もそんなものです。
さて、なんの話かと言うと、今日掃除をしていて上記のニーチェの哲学が見つかったのです。興味本位でパラパラと読み進めると面白くてつい読み耽ってしまいました。そこで気になる思想があり、これについて自分なりに考えてみたのです。
遺恨、復讐感情、妬み。などと言われています。簡単に説明すると。
人生で所謂成功している人『強者』
うまくいっていない人『弱者』
弱者は強者を悪とし、自ずと自分たちは正義であると主張する。ちょっと仰々しい言葉が並んでいますが、スケールを小さくすると。
有名ユーチューバーが超高い車を購入してみた!が炎上みたいなことです。強者は叩かれやすいのはルサンチマン的思想が絡んでいるんですね。
そしてニーチェはこうも言っています、弱者は多く共感を得やすいため安心しきって強者になろうとしない、努力しない。弱者=正義である為、強者になることはしない。しかしニーチェにとっては強者=正義であり、弱者から抜け出さないといけないと説いています。
抜け出すのは容易ではなく、強者になろうとするのであれば弱者はそれを邪魔してきますし、自分の中の正義と悪も今まで通りとはいかなくなり、新しい価値観を自分の中で作る必要がある、それはとても孤独で果てしないことだと。
まぁニーチェはここまで言っといて『人生になんの意味もない』と言うのですが…
と、こんな感じです。何やら小難しいこと言っていますね。ここからは自分の考えです。
カストリマン
人生で所謂成功している人『よくできました』
うまくいってない人『がんばろう』
小学生の通知表みたいになりました。まず、強者や弱者といった言葉が僕は苦手でその理由がハッキリしすぎている。強者、弱者、正義、悪、みたいにするとどっちかしかない気がしてきます。ニーチェの言葉の中にはこの2種類の人間しかいなくて(学問として区分することが目的のため当たり前)なんだか殺伐としてます、要はぴえんです。
どっちでもない人グレーな人もいるし、今日は正義だけど明日は悪なんてこともあるし、思い出すと昔はあんなこと考えていたけど、今は全く別の考え方だな、なんてざらにあります。そんなものです。母の言葉を借りると人生はグラデーション、どんなときがあってもいいのです。
つまりニーチェの哲学を読んでカッコつけていた中学時代も、まぁ悪くなかったて事です。
『ニーチェ考えすぎや』