「左眼下に見えますは、日本の誇る壮大な大地おチンポ山脈です。長い旅でお疲れとは存じますが、もうしばらく空の旅をお楽しみください」
眼下には雪化粧をし、より一層美しさを増したおチンポ山脈が広がっている。
「日本も久しぶりだな」
チンポモニカから約12時間、ここ日本でとある仕事がある。俺は殺し屋だ。
東京の街はネオンに照らされた怪しげなちんげイルミネーションや、煌々と輝くお金玉でうわついている。そう、今日はクリスマスだ。
こんな話を知っているだろうか。
サンタクロースのプレゼント袋は数多のお金玉を繋げてできていると。伸縮性に富んだお金玉は大量のプレゼントを入れるのにぴったりだったそうだ。しかし、俺は殺し屋だ、サンタクロースではない。今日は命をいただきに来た、さながらおちんぽこクロースといったところか。
賑わう街を横目に路地裏へと足を進める。
駅からさほど離れていないにも関わらず人の気配がパッタリと消える。
路地裏の枝道の真ん中に構えているバー。半地下の古びたこの店に今回のターゲットがいる。重い木製の扉を押すと、鈍い音が鳴り響いた。重苦しいその音は俺のおチンポに響き微かにおちんぽが揺れるのがわかった。
中はベルベットの赤い絨毯にカウンターがあり、席は2脚の椅子が並べられているのみだ。うち1席は既に埋まっていた。ターゲットだ。
紫のイブニングドレスにブロンドの髪。やけに痩せ細った二の腕がその女の年齢をわからなくさせている。20代にも見えるし30代と言われても違和感はない。
「やぁいらっしゃい」
「バーボン、ションベン割りで」
手短にオーダーをし、一瞥し女の隣に座る。徐に白いブリーフをずりおろし、ポコチンをあらわにする。
女はカウンターの下で半勃起しているおチンポを確認すると、一瞬目を見開き肩を硬らせるが、すぐに肩を落としグラスを傾ける。
「そう、誰の差金か分からないけれど早いのね」
「理解が早いようで助かるよ」
目の前にバーボンションベン割りが置かれる。
「クリスマスなのよ、少し話でもしてくださるかしら」
「あまり時間はないが」
グラスを合わせ各々口運ぶ。
落ち着いている。これが死を覚悟した者の顔なのか。俺は何度も死の瞬間の顔を見てきたが、こんなにも受け入れている者は見たことがない。
そっと両手をワイングラスに置くと、女は真っ直ぐに前を向いて話し始めた。
「過去は聞かないでもらえる、もちろん事情は知っているんでしょうけど。今日ぐらい、最後ぐらい私自身として話がしたいわ」
殺しは同情をしてはいけない。ターゲットに肩入れをする事は即ち自分の死を意味する。俺の信条は硬いおチンポのように曲がる事はない。
「あなたって優しい人なのね。あなたみたいな人にもっと先に出会えていたらこんなことにはならなかったのかしら」
その目には涙は浮かんでいない。きっともう全て出し切ってしまったのだろう。溜まったションベンを出し切ったように、言葉とは裏腹に妙にその目には迷いがない。
「すまない、時間がないんだ」
「そう、わかったわ」
雪が降り始めた。今年のクリスマスは寒さが厳しい、ブリーフ一丁の姿では余計に冷え込む。
「あなたみたいな人に殺されるのなら、本望かもしれないわ」
降り始めた雪を見上げながら女はつぶやいた。
俺はブリーフをずりおろし、おチンポを隆起させる。
10度、20度、30度、徐々に隆起するおチンポ。45度の時点で彼女は目を瞑った。覚悟ができたようだ。
「今日はやけに冷え込むな。俺のおチンポマグナムはどうやら使い物にならないらしい」
彼女は目を開け、瞬間、笑った。
「嘘よ。ギンギンじゃない。そんなに上に向けていたら私を撃つ事はできないわね」
クリスマスの東京の夜空に俺は射精した。
『まじですいません。思いついてしまったんでしょうがないです』
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【気持ち】という企画をたまにやっています。
自分の気持ちに気づく為に、みんなで話してみようという企画です。
話すことによって自分でも気づかなかった自分の気持ちに気づく、そんな面白い発見があったりなかったり。
とにかくいろんな人と話してみたい、いろんな意見、感性に触れてみたいって方は是非。 自分の中でうまく消化できていないエピソードや、あれなんだっただろうみたいなエピソードがあれば楽しいかも!なくても全然大丈夫ですよ!
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