こんにちは。カストリです。
新年一発目本紹介!
都築響一氏
TOKYOSTYLE
豪華な写真集や分厚い雑誌に出てくるようなインテリアに、いったい僕らのうちの何人が暮らしているのだろう。でも小さい部屋にごちゃごちゃと気持ち良く暮らしている人間ならたくさん知っている。マスコミが垂れ流す美しき日本空間のイメージで、なにも知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう。僕らが実際に住み、生活する本当の「トウキョウ・スタイル」はこんなものだ!
友人からお薦めされメルカリで購入し見ました。
TOKYOのリアルな部屋を覗くという趣向の、ルームスタイルブックみたいな感じです。
最初は単純に部屋作りの参考にと雑誌の様にパラパラと流し見していました。出回っている雑誌などはどれを見ても第三者を意識した部屋ばかりで面白くないので、こちらの本に載っている雑多な部屋を参考にしようと思っていたのです。
しかし、読み進めるとそんな単純な本じゃないことに気づいてきました。というより自分の深層心理に迫った様な気がします。
僕は昔、非常に恥ずかしいんですが、えっちな画像を集め回っていました。ネットの世界に散乱しているものを拾い集めていました。それも、少しリアルななんだか「生々しさ」のある画像です。少し例をあげます。
ラブホテルの様な場所で女性が楽しそうにブラジャーを投げてる写真
終電の電車内で奥の方で立っているびしょ濡れの女性の写真
などなど、妙に生活をどこか感じるそんな画像を集めていました。
信じてもらえないかもしれませんが、この時の僕はほとんど無意識に近く「えろ」が目的ではなかった様な気がします。探すことそのものに意味を見出していました。
そんなことをこの本を読んでいて急に思い出したのです。
似ている
この本に載っている写真と昔僕が集めていたえっちな画像。何が???
「生々しさ」
さっきまでそこに人がいた様な部屋
ありのままの性という姿
そのどちらにも共通しているのが「嘘」がない、もしくわ少ないということ。
人というものは非常に曖昧で不定形なもので、ずっと接していると段々と恐ろしくなってくる瞬間があります。そういった時にこの本やエロ画像のような、嘘のない定型的な人の側面を見ることによって安心したかったのかなと思いました。
部屋とエロというフィルターは違いますが、僕が見つめていたものは同じだったのかもしれません。
『面白い本でした!おすすめです!!!』
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【気持ち】という企画をたまにやっています。
自分の気持ちに気づく為に、みんなで話してみようという企画です。
話すことによって自分でも気づかなかった自分の気持ちに気づく、そんな面白い発見があったりなかったり。
とにかくいろんな人と話してみたい、いろんな意見、感性に触れてみたいって方は是非。 自分の中でうまく消化できていないエピソードや、あれなんだっただろうみたいなエピソードがあれば楽しいかも!なくても全然大丈夫ですよ!
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