こんにちは。カストリです。
最近いい出会いがあった。
リサイクルショップで彼と出会ったんだ。
あまり人気のない君は、乱雑に纏められた段ボールに入っていた。友達の家の押し入れの上の段にまとめてあるみたいに。僕はなんだかその懐かしさのあまり探してしまったんだ。
押し入れのカビ臭い思い出の匂いが、君を探す手を早めた。
時はすぎて離れ離れになってしまったね。いつの間にか忘れていたけど、あのカビ臭い匂いと共に君の背中がやけに恋しくなってしまったんだ。また、一緒にいたいなと思ったんだ。
何千とある中から君を見つけた時僕は、君しかいないと確信した。その勇敢な姿ちっとも変わっていなかったね。僕はいつも君に助けられていたんだ。
とっても力が強くて頼りになる。いつでも先陣切って進んでいってくれる。そんな背中を僕はいつも追いかけていたし、頼っていたんだ。
10年越しぐらいの再会だった。君との思い出が走馬灯のように駆け巡った。
友達の家で遊んだ思い出や、運動場の砂がついた君、アスファルトが雨に濡れる匂い、全て思い出した。つい昨日のことのように思い出したんだ。
やっぱり君と僕は親友だった。
再び君と出会ってからは、僕は少しだけだけど自信がついたんだ。君と一緒にいるだけで勇気が出る。
コンビニでたばこを買う時の番号もいつもより大きく言えた
「22番ください!、あと、カフェラテのレギュラーサイズ!」
君といれば無敵なんだ。
財布を開けばそう…
無頼勇騎ゴンタ、がいるから。
『戦闘の基本は力なり、まずはパワーがものを言う』