カス鳥のブログ

日記とオモシロ記事を書いています。

おかえりの旅

こんにちは。カストリです。

 

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帰ってきました!!!

 

 

一泊2日の家族旅行を終えて帰ってきました。

いやー結論から言いますと、

 

よかった

 

行ってよかったです。シンプルに旅行が楽しかったことも、家族ってものを改めて知れたことも、母に喜んでもらえたことも、いろんな意味でよかったと言えそうです。

 

旅は朝から始まりました。次女を駅で回収しその足で目的の宿に向かう1日目でした。

とにかくドライブ!こんな長いこと家族と車に乗ったことはないかも知れません。最高でもスキー場にいく2、3時間ぐらいで、一泊する予定の旅みたいなのは初めてでした。

社内では特に盛り上がる会話みたいなのはないですが、まぁそれが別に良い空気感で、無理に話さなくても居れるってところに家族をまず感じました。関係性を無理に構築しようとしなくても、血と一緒にいた年月で自然と出来上がっている関係性、揺らぐことのない関係性。そんなものを感じたのと同時に、居場所がまず間違いなくこの世界にここに一つある、安心感のお様なもの感じました。

そして、昼ご飯を案の定誰も調べておらず、道の駅にあるモスバーガーで済ますと言う我が家らしさ全開で終えました。

他の人だったら、気を使ってその地域の名産物や良さそうな飲食店を探したりするのですが、やはりこの家族皆考えていることは一緒の様です。あまり拘りがない人たちはモスバーガーで十二分なのです。何を食べるかより、誰と食べるか、こんな感性もまた一緒でした。

そして宿に到着!!!

素敵な宿でした。田舎にある空き家をリノベーションして、一棟貸ししているところで、非常に素敵な空間でした。ここは僕が選んだのですが、お気に召した様で嬉しい限りでした。

エアコンの温度を家では絶対しない温度にする母に、母を感じた一面です。

夜はBBQを。僕はしょっちゅうやっているので勝手がわかっているのですが、みんなはあまりやったことがない様で僕が仕切りに。大体のことをというより、全てを僕がこなしたのですが、おもてなしの楽しさってのしるきっかけになったかもしれません。喜んでもらえると言うのは良いものです。そして、この家族の得意技ともいえる持ち上げが、思春期を遠に越した僕を素直に喜ばせてくれたのでした。

片付けたら就寝の前に少し団欒。トランプや、もってきたチェキで写真を撮ったりし、1日を締め括ることに。チェキは非常に喜んだもらえた様で、そして興味津々で皆触って、好きなものはやはり同じな様でした。

次の日は観光を少し。

ここで少し街を歩いたのですが、ここで面白いことに気づきました。気になるポイントがまぁ一緒。歩いていて気になったり、なんだこれ!?って思うものがほとんど一緒なのです。人の家の玄関先にある謎のオブジェや、なんか語感が好きな看板、野良猫、どれもこれも同じタイミングで気付くのが面白くもあり、遺伝子の恐ろしさを感じたのでした。

こんな感じでまぁそつなく旅は終えたのですが、僕が一番心に残った場面があります。

 

ガソリンスタンドで給油している時に、障害のある長女がペットボトルを捨てにうろうろしていました。その時に母が

「あぁ危ない!ほんとに〇〇は心配になる」

といったのです。

あぁそうかとなんとなく直感的に思いました。旅で母を見つめて感じていたこと。この人はとにかく心配なんだなと。子供達のことがとにかく心配なんだと。ただただ真っ直ぐに心配していると、そう感じました。

母は社会経験も少ないまま専業主婦になり、社会と離れている期間が長く僕らの感覚と乖離があります。だから僕らがしていることが理解できないのと同時に知らない故に心配になるのでしょう。

今まで僕はこれが嫌でした。何もわかっていないなと、理解しようとしてくれよと、そう思っていました。でも、そうじゃなかったようで僕が気付くべきだったのは、心配してくれていると言う愛でした。心配の中にある愛情に僕は気付くべきで、もっと思いやってやることでした。甘えていたのでしょう母に、理解して欲しいと、母から歩み寄って欲しいと。しかし、母はとっくに歩み寄ってくれていたのでした。

給油しながら後悔の様なものが僕に注がれている様でがっくしきたのですが、まぁこれだけでも旅をした甲斐があったなとそう思ったのです。

人間としてはソリが合わないのかも知れませんが、母としては間違いなく百点満点の人でした。胸を張って僕の母ですと、母の息子でよかったと、そう確かに思うことができました。

 

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『感謝です』