中学3年の春ぐらいの出来事です。
僕には3人の友人がいて、中学生の最後の春休みに毎日の様に遊んでいました。初心者なのにテニスコートを借りて遊んだり、本気の缶蹴りをしたり、いつもいく友達の家でスマブラをしたりと、とにかく暇を潰していました。
そに日はなぜか覚えてはいませんが友人の家へと泊まることに。たびたびその様なことはやっていて、当たり前の様に午後9時ぐらいに集まります。
そのあとはスマブラをしながら、たまに近くのコンビニへ行き、お菓子やフランクフルト、デュエル・マスターズのカードパックを買ったりしていました。
また戻り、今度はスマブラからマリオカートに変わり、そうなると終盤で、一人が飽き始めてだんだんとお開きのムードに。泊まりといっても、大体なんとなくだるくなっていつも2時から3時ぐらいに帰る様になるのです。
その日も同じく、だんだんとやることのなくなった僕たちはそれぞれ家に帰ることに。
時間は深夜2時ぐらい、まだ2月で冬の気配がある夜でした。泊まりに行った友人以外の僕とほか二人と自転車で帰っていました。
寒い中ネックウォーマーに顔を埋めてなるべく皮膚が出ない様にしていました。あたりはシンッと静まりかえっており、車も何もありません。唯一光っているのはコインランドリーとコンビニの灯りぐらいです。
一人の友人が車道の真ん中を自転車で走り始めました。危ないからダメなのですが、車一つこない田舎の道路です、子供心に面白くてみんなで真ん中を走りました。
「上見て」
一人の友人が言いました。
すると、みんな上を見上げました。明かりがない為か、満点の天の川がそこにはありました。冬で空気が澄んでいるからか、それははっきりとした輪郭を持ってそこにありました。天の川は筆でなぞったようにしっかりと線を、夜の空に描いていました。
「がわってる」
友人が言いました。
がわってる?
もしかして、
天の「川ってる?」天の川の動詞系。
なんと新しい言葉生まれたのです。
それ以来僕たち四人の中で、星がでいていたら誰ともなく
「がわってるわぁー」と言う、定番の流れができました。
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【気持ち】という企画をたまにやっています。
自分の気持ちに気づく為に、みんなで話してみようという企画です。
話すことによって自分でも気づかなかった自分の気持ちに気づく、そんな面白い発見があったりなかったり。
とにかくいろんな人と話してみたい、いろんな意見、感性に触れてみたいって方は是非。 自分の中でうまく消化できていないエピソードや、あれなんだっただろうみたいなエピソードがあれば楽しいかも!なくても全然大丈夫ですよ!
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